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Dermatological 皮膚科診療

 身体を覆う皮膚にはさまざまな症状が現れます。
数日で治ってしまえば良いのですが、症状が長く続いてしまったり、繰り返し発症することも多くあります。当院では皮膚の診療に力をいれています。

んな症状はありませんか?

  • よく搔いている
  • 皮膚が赤い
  • ブツブツがある
  • ベタベタしている
  • フケや抜け毛が多い

 上記のような症状が当てはまる場合は、すでに皮膚病になっている可能性があります。
どの症状も動物達には不快であり、生活の質を下げてしまいます。また、症状が続くと「舐める」「掻く」「噛む」などの行動をとり、さらに病態を悪化させてしますことがあります。
繰り返す皮膚病はアトピー体質やアレルギーが関係している他に、ホルモンの病気が隠れていることもあります。

特に悪化してしまった皮膚病は、原因を見つけることや治療に時間がかかります。
皮膚にトラブルを抱えている子がいましたら、お気軽にご相談ください。

院での皮膚診療の流れ

1.問 診

 皮膚病では、問診がとても重要です。
飼い主様のお話の中にはたくさんのヒントが隠れています。生活環境や食事、ライフスタイルなどをお伺いするため、初診の方には少しお時間を取らせてしまうことがありますがどうぞお付き合い下さい。

また、動物達にとって病院は不安でいっぱいの場所化もしれません。
病院や私たちスタッフにも慣れてもらうため、動物達がリラックスしてから診療を始めることにしています。

2.視診、触診

 頭から尻尾の先までくまなく診ていきます。
怪しいところは拡大して観察したり、特殊なライトを当ててさらに診ていきます。

  1. 被毛検査
  2. 皮膚掻爬検査
  3. セロハンテープ押捺検査
  4. 細胞診
  5. 真菌培養同定検査
  6. 細菌培養同定・薬剤感受性試験
  7. アレルギー検査
  8. 血液検査

3.検 査

 問診や視診、触診から得られた情報から必要な検査を行い、優先度を考えます。

4.診 断

 当院では問診、視診、触診、各種検査を通して総合的に判断し診断を行います。
診断までは病気によって時間がかかることもあります。もちろん皮膚の不快感をなるべく早くとってあげたいため治療と並行しながら進めていきます。

5.治 療

 同じ病名の皮膚病でもその子の性格や生活環境、飼い主様のライフスタイルなどで治療法や治療のゴールも変わってきます。その子に合ったベストな治療を考え、様々な変化に柔軟に対応していきたいと思います。

皮膚の治療は私たちが提案することはできても、実際に行っていただくのは飼い主様です。
動物達にも飼い主様にも極力負担にならない治療を心がけています。

膚病が治った後は?

 不快な症状が無くなり見た目も健康な皮膚に戻った後は、心地良い状態を維持することが大切です。一過性のものであれば、経過観察で十分なことが多いです。

しかしアトピー体質やアレルギー性疾患がある場合は、一時的に皮膚症状が改善している状態ですので、健やかな皮膚を維持するためには定期的な薬の投与やシャンプーなどのスキンケア、及び良質な食事が重要になってきます。維持療法中に悪化した時は早めに来院していただくことで、ひどくならずに済むことがおおいです。

Clinic guidance
診療時間表0475-88-1889

〒289-1206
千葉県山武市日向台8-20

診療動物:イヌ、ネコ

診療時間表
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